はじめまして。

Brillius まなびのいえ／Brillius博多を運営する株式会社三浦総合福祉です。

 

創立者の2人はどちらも元教員ですが、難聴児をもつ親でもあります。

この子が自分らしく生きていくために何ができるかと考える日々ですが、次第に同じように悩む子どもたちや保護者の方々の力になれるかもしれないと思ったのが、この事業をはじめたきっかけです。

 

教員としても、様々なこどもたちに出会ってきました。

その中でも、授業になかなかついていけない、保健室・会議室登校、不登校など、困っているこどもが増えていることを実感してきました。

 

そのようなこどもたちは、一見何も問題がなさそうに見えたとしても、心へのダメージが蓄積していたり、苦しい状況にひたすら耐えていたりすることがあります。

 

これは、こどもたちの努力が足りないからなのでしょうか。

こどもたちが弱いからなのでしょうか。

 

私たちはそうは思いません。

 

現在の日本の教育は、学校の先生の話をきちんと座って、静かにみんなと同じように聞いて理解できる子どもたちに対しては、絶大な教育効果を発揮し、識字率をはじめとした高い教育水準を維持することに貢献しています。

日本の豊かさを支える一助となっています。

 

しかし、それにはまることができない子どもたちを受け止めることができない仕組みになっています。

私たちは、このような子どもたちを受け止めていきたいと考えています。

 

もちろん努力は必要です。

でもその努力を家庭や本人任せにはしません。

どのように努力すればよいか、私たちと一緒に考えましょう。

 

日本の教育の枠組みにははまりにくいけど、素晴らしい才能をもっている可能性は十分にあり、

それが発揮できないことはご本人はもちろん、日本にとっても大きな損失です。

 

 

 

まずは放課後等デイサービスとして開始しますが、こどもたちを支援する他の事業も展開していく予定です。

そしてゆくゆくは、人々の人生をトータルでサポートできる会社になっていけたらと思っています。

 

「福祉」という言葉には、「しあわせ」や「ゆたかさ」という意味があります。

人々の「福祉」に、総合的に力になりたいとの願いから、「総合福祉」という言葉を会社名に入れました。

 

まずはその一歩として、元教員であった私たちは、いわゆる普通のこどもたちに普通の教育をする道ではなく、困っているこどもたちの力になるために挑戦します。

 

理想に少しでも近づいていけるよう、がんばってまいります。

 

2021年11月4日

株式会社三浦総合福祉

三浦知弘　三浦信子