働きやすさへの取り組み

株式会社三浦総合福祉の、働きやすさへの取り組みをご紹介いたします。

  1. 徹底した業務改善
  2. コミュニケーションの円滑化
  3. 残業ゼロ宣言
  4. 1日6時間制の導入

1.徹底した業務改善

代表の三浦は、コンサルタントとして企業を支援した経験があり、その経験を活かして様々な業務改善を行っています。

ポイントは、徹底したペーパーレス化です。

業務は紙を使用すると、とたんに煩雑になります。

 

たとえば、Brilliusには連絡帳がありません。保護者の方への活動の報告はGoogleカレンダーに記録するようにしています。また、保護者の方からの連絡はLINEでいつでもお気軽にしていただけるようになっており、相談事、欠席連絡、アンケートや請求書、領収書に至るまで、連絡方法は電子化されています。定期的にLINEを使って、総合的な活動報告も行っています。保護者の方はスマホ一台あればBrilliusの情報をすべて把握することができます。

連絡帳や支援記録シートなど、様々な紙があると、管理業務や忘れなどが発生しますよね。

また契約前にはスマホからフェイスシートをご入力いただき、保護者の方としては契約時に行う記入作業を軽減し、スタッフとしては入力作業などを省略しています。(送信ボタンを押すと自動的にデータベースに格納されるようになっています)

契約は電子契約に対応。保護者の方はスマホからサクッと必要事項を入力していただけばよいですし、紙の保管をする必要もありません。

 

スタッフには、いつでも記録業務等が行えるよう、1人1台PCを貸与しています。支援の際に使う教材以外、紙を使った日常業務はありません。紙やノートを広げて手書きすることはほとんどありません。

 

また、現金も極力扱いません。利用料は基本振込をお願いしており、クレジットカードでお支払いいただけるよう、オンライン決済の導入も検討しています。

現金は数えたり入金したりする手間がかかりますが、現金を使わなければ、そのような業務も必要なくなります。

 

このように、徹底的に業務を効率化することで、働きやすさを向上することはもちろんのこと、療育そのものや療育方法の検討に時間を充てることができています。

 

2.コミュニケーションの円滑化

私たちは、スタッフ間のコミュニケーションを大切にしています。支援に入る前にその日に利用するこどもたちについて綿密に話し合いを行い、同じ目線で支援ができるようにしています。また、支援方針を作りこんでおり、いつでも確認できるようにしています。

このようなコミュニケーションの円滑化のために、Microsoft365を活用しています。Teamsではミーティングを行ったり、チャットでスタッフ間の連絡を行ったりします。

ミーティングで使用する連絡事項はSharepointサイトに日ごとにまとめており、ミーティング時だけでなくいつでも見返すことができます。

 

スタッフ間のコミュニケーションの円滑化は、それぞれのスタッフがもつ専門性を集約して療育に活かすことができるようになるとともに、自信をもって統一された療育方針のもと行動することにつながり、療育の質が洗練されていっています。

 

3.残業ゼロ宣言

基本的に無駄な残業はしません。こどもたちへの直接的な療育以外の業務は、すべて明日に回せるものだと考えていますので、たとえ業務が残っていたとしても、切り上げて帰っていただきます。平日は特に、綿密なミーティングをしたとしても、こどもたちが来るまでにはかなりの時間があるため、その時間を利用して、前日の残務を処理し、当日の療育の準備を行い、検討事項を検討しています。

残業があるとすれば、定期的に行っている経営層との面談や、長期休みに入る前の記録の処理など、非常に限られた場面です。

 

4.1日6時間制導入

 

常勤のスタッフは、有給休暇でない限りは全員が一斉に出社して、一斉に退社します。メリットとして、いつも同じメンバーで療育にあたることができるということがあります。このメリットは利用者の方にもスタッフにも意外に大きいものです。たとえば利用者の方にとっては、相性のいいスタッフがいれば、基本的にはそのスタッフが療育を担当できます。

週6日勤務ながら1日6時間とすることで、週36時間と、むしろ週40時間よりも労働時間が少なくなっています。

どうしても週2日の休みが欲しいという方には向きませんが、毎日平日は午後からの出社なので、午前中を有意義に過ごすことができます。この時間は、副業、Wワーク、自己研鑽、どんな使いかたもできます。

実はこのことによって、週6日開所しながら人員としては増やす必要がないため、人員削減を行うこともできます。このことによって生まれた余剰の利益は、スタッフの方へ分配したり、さらなる療育の質の向上、業務改善に投資していきます。

 

以上のように、働きやすさは現有のスタッフにおいては療育の質に直結し、優秀なスタッフを確保するためにも非常に有効な手段です。こどもたちに質の高い療育を提供するために、スタッフが犠牲になることなく楽しく働けるためにも、今後も改善を続けていきます。