なぜまなぶの?ー学習支援を通して目指すこと

一言で言えば、「まなび」を通してよりよい人生をひらくことが、私たちが目指している療育です。

 

まずは学習について、すべてのこどもたちにとって、学習というのは大きな関心ごとだと思います。大学卒業や資格取得が必要な仕事についたり、学びながら自らを高めていくことをあきらめなくて済むように、そしてなにより、学習の楽しさに気が付けるように、私たちがバックアップします!

 

お子さんに障害があるからと、まなぶことを諦めていませんか?

何かの要因が著しく学習を阻害している可能性があります。

  • 耳で聴いた言葉は理解できるけど、読み書きが困難である
  • 集中して物事に取り組むことができない

たとえば上記のような場合、理解力に問題がなかったとしても、多くの場合学習の遅れという結果をもたらします。

 

また、学習という活動は様々な能力を総合的に使うので、学習活動から得られる気づきは無数にあります。

それらに丁寧にアプローチすることで、全体的な能力向上を目指します。

 

さて、Brilliusが学習支援を通して達成したいのは、下の3つのことです。

  1. 自己肯定感の向上
  2. 将来の選択肢の増加
  3. 自己実現方法の習得

学習の仕方をこちらにまとめています。

ぜひご覧ください。

そもそもなぜ学習するの?

学校の学習なんて、小学校の内容がわかっていればいい、微分積分なんていつ使うんだというのは、よく聞かれる話です。

 

私も学校の学習はそれほど好きではなかったので、とてもよくわかります。

大人になった今、振り返ってみても微分積分を使った場面は一切ありません。

学校の成績は社会人としての優秀さには必ずしも比例しませんし、ましてや人の優劣が決まるものでは決してありません。

 

文科省が出している文書を読んでみると、学校教育の目的はおおよそ以下であると考えられます。

  1. 社会人としての素養をつくる
  2. 学問の基礎をつくる

大人になってから役に立つ部分が1、純粋に学問としての部分が2ということです。

 

私たちは、知識以上にまなぶ方法が重要であると考えています

テストや入試に向けて計画的に勉強を進める経験は、自分の特性を見つめ、自分に合ったまなび方を発見する絶好のチャンスです。

また、新しい考え方を身につけると、ものの見方が変わり、より深く物事をとらえられるようになります。

 

社会人になってからも、まなび続けることが必要です。

このときのまなびは、より仕事の質を上げたいとか、できなかったことができるようになりたいとか、資格に挑戦したいとか、明確な目的をもって行うものです。

このようなまなびができるかできないかで、社会人としての成長度合いに大きな影響があります。

 

・・・と、いろいろなことを書いてきましたが、まなぶということは純粋に楽しいです。

おそらく様々な発見をしてきた過去の偉人たちは、その興味の赴くままに探求していき、のちに評価される発見をしてきたのだと思います。

宇宙の神秘、生命のふしぎ、より豊かになるためには・・・人間の興味は尽きません。

このような楽しさを少しでもお伝えできたらと考えています。

学習を通して達成したい3つのこと

1.自己肯定感の向上

小・中・高生が、日々多くの時間を費やしている学習ですが、授業についていけない、発言の機会にうまく答えられない、宿題もちんぷんかんぷん・・・という状態では、どんどん自信を失ってしまう可能性があります。

他にすばらしい可能性があるのにです。

 

学習についていけないというだけで自分のすばらしさに気づけなくなってしまわないように、まずは一歩ずつ、「できた」を増やしていきましょう。

2.将来の選択肢の増加

学校の学習の先には、大学や専門学校などがあります。

大学を卒業しなければなれない職業(医師、薬剤師、教師など)もたくさんあります。

専門学校にいくことでとれる資格もあります。

また一部の職業は、大学や専門学校にいかなくてもよいけど、多くの学習時間が必要な資格が必要だったりします。

私たちは学習を自分の将来の選択肢を広げるためのものだととらえています。

 

学習で得意なところを伸ばして苦手意識を克服し、将来の選択肢を広げるための支援を行います。

3.自己実現方法の習得

何かを実現するためには、計画実行力が欠かせません。

そこで私たちは、学習を通じて計画実行力を身につける支援を行います。

 

学校にいる間は、教科書に沿ってテスト対策等をしていけば、卒業レベルの知識や考え方が身に付きます。

それほど計画を意識しなくても、文科省等が計画をあらかじめ作ってくれています。

 

また通常の塾も、そのようなことを意識せずに、塾側が決めた計画に沿って学習し、成果をあげていけるようになっています。

この流れに身を任せるだけで、ある程度の学力がつきますが、後に残ることはなんでしょうか。

成績が上がったとか、この高校・大学に進学できたとか、そのような成果のみです。

 

大人になってから何かを達成したいとき、誰かが計画を立ててサポートしてくれるというようなことは稀です。

資格取得のための学校はあります。

そこでもやはり塾のように、資格取得までの計画を立てて実行をサポートしてくれるでしょう。

 

しかし、やりたいことがどこの講座にもなかったり、ほとんどやったことがある人がいないようなことであった場合、誰かが計画を立ててくれるということはありません。

 

そこで私たちは、子どもたちになぜこの計画にするのか、計画通りに進めていけなかった場合にどのように修正するのかなど、計画の策定と実行の過程を子どもたちと保護者の方々に開示し、ゆくゆくは子どもたち自身で計画実行をできるようにしていきます

 

このことを通して、将来実現したい何かに出会ったとき、自分で実現できるようにしていきます。

私たちが提供したい価値

放デイに行く理由はなんですか?と聞かれたとき、「勉強するためです」とか、「障害を少しでも緩和するためです」という答えが聞こえてきそうです。それは間違ってはいませんが、もっと本質的には、「よりよい人生を送るため」ではないでしょうか。

考えてみれば、すべての活動がそうです。日々学校に行くのも、習い事をするのも、あれもこれも。あなたにとってよりよい人生とは何なのか、そしてその人生を歩むために何が必要なのか、その必要なことを全力で取り組むにはどうしたらよいか、これらを真剣に考えることこそが、私たちが「まなび」と呼んでいる活動であり、私たちが提供したい価値です。わかりやすく「学習中心」とは言っていますが、私たちは、「人生に寄り添う」放デイでありたいと思っています。

人生に寄り添うために必要なことを、全力で行う集団がBrilliusです。

Brillius式の学習方法をまとめた、「学習の心得」を公開しています。

ぜひ参考にしてみてください!