たくさんある放デイの中でも、BrilliusのHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちは、教員経験を活かした、学習支援に強みをもつ放課後等デイサービスです。
これを見てくださっている方は、お子様について、学習の遅れ、または不登校などのお悩みをお持ちの保護者の方でしょうか。
学校に通う子どもたちの特徴は非常に多様化し、正直今の学校制度では受け止めきれなくなってきているのは、誰もが感じているところだと思います。
それでいながら、いまだに学校に行って学習をし、いい大学に入っていい会社に入るということが、幸せをつかむための唯一の方法であるかのように思われています。
たしかに、「いい会社」に入ることが幸せなのだとしたら、学歴偏重主義は色濃く残っています。
「いい会社」はたくさんの募集をさばく必要がありますから、人物の前にまずは学歴でふるいをかけるというのは、ごく自然なやり方だからです。
でも、そもそも「いい会社」に入ったところで、一生が保障されるわけでは決してありません。
大企業でも突然つぶれる可能性がある時代です。
フリーランスという生き方も、だいぶ一般的になってきました。
企業は社員を抱えることなく、フリーランスを外注する(業務委託する)という方法に変えていくかもしれません。
すでにSEの世界では一般的になりつつあります。
成績優秀で生徒会長、部活の部長をバリバリやっているというのももちろんすばらしいことです。
でも、学習が遅れている、学校に行けないということを、それほど悲観的にとらえる必要はないです。
ゆっくりじっくり、追いついていけばいいんです。
とはいえ、学校の勉強が遅れたままだと、どんどん自信をなくしてしまう危険性があります。
そのことでその子のもつすばらしさが埋もれてしまい、何もできないように錯覚してしまうかもしれません。
そうならないために、学校の勉強を少しずつ進めましょう。
どこでつまづいているのかを分析し、重点的に取り組みます。
学習は積み重ねなので、どこかの土台が弱いと積みあがっていかないものです。
土台をしっかりと固めることを意識して支援します。
そのうえで自分の得意なことは何なのか探していきます。
いろんなことに挑戦してみましょう。
土曜日には英会話教室や科学実験教室などをやります。
日常的にChromebook(Chrome OSを搭載したノートPC)で学習しますが、それを使ってゲームをつくってみたり、オリジナルのHPやブログなどを始めてみるのもいいかもしれません。
ほかの放デイにも協力してもらい、イベントをやりたいとも思っています。
子どもたちに企画をしてもらいます。
その中から、その子にしかできないことを見つけましょう。
10年後20年後どのような世の中になっているかは正直わかりません。
しかし、ITリテラシーが必要不可欠であることは変わりませんし、人と人をつなげる仕事がなくなることはあり得ません。
AIを使いこなすことができる人材は、より重宝されるようになるでしょう。
そしてこれらのことが、学校の勉強で十分に身につくとはとても思えません。
学校の学習内容は変わっていくと思いますが、世の中の変化のスピードについていくことはできないでしょう。
もちろん、学校の学習には価値があります。
国語で得られる読解力はすべての学習の基本ですし、論理的な思考は数学によって磨かれます。
日本人なら日本の歴史は最低限知っておきたいですし、理科が与えてくれる感動は、世界が違って見えるきっかけになります。
大学卒業が必須である職業も多々あります。
でも、学校の勉強だけでその子のことをはかることは到底できません。
私たちも難聴の息子がおりますが、不安がないわけではありません。
ですが、難聴である前に一人の人間であり、たくさんのよさを持っています。
難聴であることによってそれらが隠れてしまい、うまく発揮できないということだけは避けなければならないと思っています。
むしろ難聴であることによって私たちとは違う世界が見えています。
ご利用いただける保護者の方々とは、試行錯誤しながら、時には悩みを相談しあいながら、子どもたちのよりよい未来に向かっていけたらと思っております。
保護者の方同士の交流も考えておりますし、活動の様子はいつでもお気軽にご覧ください。
元教員の私たちだからできる、子どもの将来を見据えた支援があります。
ぜひ一度、お話をお聞かせください。
無料相談のところでも詳しく書いていますが、ご相談については、当事業所を利用する前提でなくて構いません。
福祉事業者は、ご利用者の幸せに寄り添うことが使命であり、決してサービスそのものに対して対価をいただいているわけでないと考えるからです。
つまり、報酬が発生しなかったとしても、人々が幸せになるための活動をすることは、私たちの責任だと思っています。
お子様にとって、言うまでもなく保護者の方の存在は非常に重要な存在です。
保護者の方も迷い、傷つきながら子育てを行い、お子様と接していますよね。
そんな様々な想いを、私たちにぶつけてみてください。
誰かに話すだけで頭の中は整理されるものですし、もしかしたら具体的な方法が見つかる可能性もあります。
たとえば、不登校のお子様をもつ保護者の方とは、今までたくさんお話しさせていただきました。
ご利用に至っていない方もたくさんいらっしゃいます。
お子様の準備が整っていないと、放デイに通うことすら大きな負担になってしまうからです。
でも、いつかお子様が本気で変わりたい!と思ったとき、必ずお力になれると思い、その出会いを大切につないでいます。
結果、別の事業所をご利用することになったとしても、やっぱり学習には向いていないとお子様が判断され、進学しない選択になったとしても、お子様自身が決めたことであれば、全力で応援します。
そんな感じですので、ぜひお気軽にお話しをお聞かせくださいね。
保護者の方に2つ、お願いしたいことがあります。
それは、「保護者様ご自身を大切に」と、「お子様の意思を尊重すること」です。
保護者様の中には、我が子を思うあまり、ご自身を犠牲にしてしまう方がいらっしゃいます。
時にそういうときもあるかもしれませんが、お子様は当然不完全であり、保護者様の助けがなければ生きていくことすらままなりません。
お子様にとってもっとも大切な存在が保護者の方なのです。
また、お子様が心配すぎて、ついついいろいろなことを言ってしまうことがありますよね。
ですが、大きくなればなるほど、自分の意思を尊重してほしいと強く願うものです。
冷静に考えればわかることでも、頭ごなしに言われてしまうと反発が生まれます。
ぜひ、お子様の意思を尊重することを忘れないでください。