会社の設立、完了しました!

2021年11月、Brillius学習支援教室を運営するために、

株式会社三浦総合福祉を設立しました。

放課後等デイサービスを運営するにあたり、

「法人」であることは最低条件です。

このあと、事前協議や本申請を経て、

放課後等デイサービスの開業手続きを進めていきます。

せっかくですので、Brillius学習支援教室が誕生するまでの道のりを、

ブログにまとめておこうと思います。

これから放課後等デイサービスの設立を考えていらっしゃる方は

参考にしてみてください。

 

さて、まずは会社の設立です。

会社の設立って、一般的に考えると少しハードルが高い気がしますよね。

でも、やることはごく単純です。

 

ちなみに、私はマネーフォワード会社設立というサービスを利用して会社設立をしました。

 

 

手順にしたがっていけば誰でも会社設立できますが、

ちょっと先のことが見えにくいという欠点があるかなと思いました。

(ある意味スモールステップでよいとも言える)

たとえば、「定款認証」のために必ず「公証役場」という場所に

行かなければいけない(株式会社の場合)のですが、

最初はじめたときにはそれがわからなかったので、ちょっとあわてました。

現在コンサル会社に勤務しながら開業準備を進めているのですが、

公証役場って平日しか開いてないんですよね。

 

まあたぶん、これは私の確認不足ということと、

定款認証は代行してくれるサービスもあるにはあるみたいです。

 

マネーフォワード会社設立を使った会社設立の手順はおおむね以下の通り。

※必ず実際の手順はご確認ください。

※以下は株式会社を設立する手順です。合同会社は少し違います。

  1. 事前準備として、発起人(つまり株主)と役員の免許証のコピーと印鑑証明をそろえる。
    資本金も最低100万円ぐらいは用意。
    (資本金は1円でも会社は設立できますが、特に設立当初、
    資本金は会社の信用の大きさになります。)
  2. マネーフォワード会社設立上で必要事項を入力し、
    司法書士に定款の作成を依頼する。
    (依頼はぽちっとすればOK。)
  3. 司法書士からメールが来るので、質問に答える。
  4. 司法書士から定款が送られてくる。
    これを印刷して製本する。
  5. 公証役場に行って定款認証を受ける。
  6. 資本金を特定の個人の銀行口座に入金する。
    (定款認証を受けてから入金するのがミソ。
    発起人が複数人いる場合、それぞれの口座から振り込んでもらう。)
  7. 必要書類とともに認証された定款を法務局に持っていくか
    郵送する(オンラインもあり)と、
    1週間ぐらいで登記が完了し、はれて会社が設立する。

最初は全部マネーフォワード上で完結するのかと思っていましたが、
意外とやることが多い印象です。

ただ、書類系は全部自動で作成してくれるので、その点は非常に楽。

司法書士に丸投げするとだいたい10万円ぐらいの手数料がかかりますが、
その後もマネーフォワードを使い続ければ完全に無料です。

(使わないと5000円だけかかる)

 

どこにお金をかけるかは、

人それぞれの価値観によるものです。

司法書士に丸投げしたほうが自分の時間が節約できるので、

その分の時間を10万円で買ったと思えば非常に安いと思います。

 

私はせっかく自分の会社を設立するんだから、

その手続きを自分でやって経験しないと損だと思ったため、

司法書士に依頼しない方法を選びました。

 

ちなみに、マネーフォワードが「無料」といっても、

「登録免許税」とか定款認証にもお金がかかるので、

どんなに安くてもトータルで20万円ぐらいはかかります。

20万円はカットするのは不可能です。

合同会社なら約7万円で設立できます。

 

合同会社はちょっと聞きなれないかもしれませんが、

AppleとかAmazonをWikipediaで調べてみてください。

実は外資系の有名企業の日本法人は、合同会社が多いです。

株式会社三浦総合福祉は、

発起人と役員が完全には一致しない会社なので株式会社にしましたが、

合同会社で困ることはほぼないです。

しかも後から株式会社にすることもできます。

 

こうして、開業までの第一歩を踏み出しました。