学校の勉強って、みんなやってるし、
膨大な時間を使ってるし、ついていけないといい大学にいけないし、
いい大学にいけないといい就職ができないし・・・。
というように、多くの人にとって「あたりまえ」すぎて、
学校の勉強に対して疑問をもつことが少ないような気がしています。
私自身、学校の勉強は決して好きではなかったため、
これが何の役に立つんだろうとずっと疑問を持ちながらやっていました。
そのようなことから、Brilliusの支援の中心に学習を据えるにあたって、
本当に学校の勉強を支援することが、
子どもたちの未来をよりよいものにすることにつながるのか、
真剣に考え、話し合ってきました。
そこで出した答えは、以下です。
学校の勉強は大人になってからすべてが必要なわけではないが、
自身の将来の選択肢、問題にぶつかったときの選択肢は確実に増える。
ご説明いたします。
そもそも、仕事の価値観やあり方は様変わりして、
いい大学→いい就職というのは必ずしも当てはまりません。
今後は企業が人を従業員として雇用する形が中心ではありつつも、
どんどんフリーランスとして企業にかかわる人が増えていくと予想されます。
なぜなら、企業は従業員を雇う体力が失われつつありますし、
人々は自由な働き方を求めているからです。
ただし、今後も従業員として雇用する形が主流であり続けるとは思うので、
いい大学→いい就職は今後も一定程度は成立します。
そして何よりも、大学を卒業しなければ就けない仕事がたくさんあります。
医師、薬剤師、教師など・・・枚挙にいとまがありません。
大学に行ったからといっていい就職ができるかはわからない世の中ではありますが、
行かないよりはいったほうがいいということは今後も間違いないでしょう。
また、大学にいかなかったとしても、
何か問題にぶちあたったとき、もしかしたらあれが使えるかも?
というように、知識や考え方の分だけ解決への選択肢は広がります。
以上のように、学校の勉強は必ずなければ生きていけないというわけではありませんが、
人生の選択肢と問題解決への選択肢を広げてくれるものだと考えます。
ただし、学校の勉強だけできればいいというのは絶対に違います。
社会に出たことがある人ならだれもが、
学校の勉強だけじゃ仕事できないということは大いに実感するところだと思います。
職種によって必要な専門知識は違うものの、
以下の力が備わっていれば仕事が円滑に進むと考えます。
そしてこれらは、学校に通うだけではなかなか身につかない力です。
- 計画実行力
- 問題解決力
- コミュニケーション力
- IT活用力
- ファシリテーション力
- プレゼンテーション力
すべてが高いレベルにあればスーパーな仕事人になれると思いますが、
どれか1つ2つでもとびぬけていれば、
それを活かして生きていくことは可能です。
それぐらい重要でありながら、持っている人が少ない能力です。
Brilliusでは、学校の勉強をしっかりとおさえつつ、
それ以外の力にも働きかけます。
学校の勉強は苦手でも、IT活用力には非常に優れているということもありますので、
そういう能力を見つけて伸ばしていければと考えています。
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