事前協議と日本政策金融公庫

12/24(金)弾丸ツアーにて、福岡市との事前協議、および日本政策金融公庫との融資面談に臨んできました。

面談って緊張しますよね。

 

まずは事前面談ですが、開業前に福岡市の担当の方に、今考えていることに問題がないかをチェックしてもらうというイベントがあります。

当事業所は、大きな指摘はありませんでしたが、名前については変更の必要があると言われました。

 

問題となるのは、「学習支援教室」の部分です。

放課後等デイサービスは、発展途上のサービスであり、走りながらいろいろな面を是正している途中です。

たとえば、塾を運営する会社が、放課後等デイサービスの枠組みを利用し、ほぼ塾と同じサービスを提供するということが起こっており、これが問題視されています。

 

なぜ問題かというと、放課後等デイサービスは9割が公的資金によって運営されていますが、通常の塾は当たり前ですがそのような措置はありません。

そうした場合、公正な競争が阻害される恐れがあります。

そもそも、放課後等デイサービスは障害児に向けてのサービスなので、これがそのまま当てはまるわけではありませんが、いわゆる「グレーゾーン」と呼ばれるお子様たちをめぐっては、競合する可能性があります。

 

Brilliusでは、塾のような要素がありつつも、学校の学習だけを重視して強化するつもりはありません。

ですが、学校の学習についていくことは最初の一歩だとも考えているので、今後どのような落としどころがあるか、慎重に協議していきたいと考えています。

 

もう一つ、日本政策金融公庫との融資面談です。

こちらは何の問題もなく終了しました。

かなり準備をしていきましたが、担当の方は親身になって話を聞いてくださいました。

 

国の施策の一つとして、創業を増やすというものがあります。

そして、私たちのような若い会社に対しては、なかなか銀行はお金を貸してくれませんので、日本政策金融公庫が利用できるというわけです。

 

融資の可否にかかわらず、その理由は一切教えてもらえませんが、以下の点がポイントだと考えています。

  1. 代表者個人のお金の流れの健全性
    創業当初は会社の実績がありませんので、代表者個人の自己資金、これまでの公共料金やカード利用金額の支払い履歴などが見られます。
  2. 事業計画の妥当性
    未来のことなので誰にもわかりませんが、どれだけ事業計画がリスクを含め練られているかということが見られます。

私は専門家ではないので、確実に借りられる方法みたいなものをアドバイスすることはできませんが、ご相談いただければお話することはできます。

まずは最低半年、通帳をきれいにするところから始めましょう。(笑)