小学生のお子様の中には、落ち着いて学習することが苦手なお子様もいます。
このような場合、お子様自身が意図して(わざと)そうなっているのではなく、次のような原因が考えられます。
- ADHD傾向がある
- 新しい場所で不安である
ADHD傾向の場合、ご本人の意思とは関係なく、様々なことが脳に浮かんできてしまい、体が勝手に動いてしまいます。
また、新しい場所で不安であっても、落ち着かないということが起こります。
この場合、その子のことをむやみに叱って直すのは逆効果です。
次のことを試してみてください。
- やるべきこと・やってはいけないことを絵カードにし、毎回確認する。
- 達成目標を決め、達成したらシールを貼っていく。
程度の差はあるにしても、ある程度練習すれば切り替えられるようになります。
また、年齢とともに落ち着いてくることもあります。
あまりにも落ち着きがない場合には、安全性が高く有効な薬がありますので、使用を検討してみてもよいかもしれません。
こどもは指導すべき対象ではなく一人の人間であると肝に銘じ、支援にあたっていきたいものです。
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