福岡市の中学生、自学対応について

福岡市の中学生には、「自学」という課題が課されています。

毎日「自学ノート」というノートに、「自由に」家庭学習して提出するというものです。

福岡市では家庭学習の習慣定着を重視しており、このような課題につながっているものと思われます。

 

おそらく、勉強がとてもできる子はこれを有効に使えるのかもしれませんが、多くのこどもたちは何を書いていいかわからないという状態のようです。

 

そこで、当事業所では、「学習の心得」を編さんし、中学生の利用者の方にお渡ししています。

短期的な目標を「定期テスト」と置き、それに向けて毎日の自学を組み立てていきます。

 

ただし、自学でやるべきことがわかったとしても、家庭学習の習慣ができるわけではありません。

努力と根性だけで勉強することができない人がほとんどなので、どうやって自分を勉強する態勢に持っていくのかも含め、支援していきます。

 

当面の目標は、学習習慣の確立です。

もちろん、内容面で基礎固めを並行して行います。

 

学校に行っている場合には「定期テスト」が短期的な目標になりますが、不登校の方についても、目標を設定し、そこに向かって自学するという学習習慣の確立は、同様に行っていきます。

場合によっては、定期テストを事業所で行うような対応も、学校と協議します。

(ただし、事業所で行った場合には「参考点」になります。

 詳しくはお問い合わせください。)