中学生たち、自分のことは自分で決めよう!

突然ですが特に中学生のみなさん、ふだん何かを決めるとき、どうしていますか。

たとえば塾に通う、部活をはじめる、習い事をする、または辞めるというときです。

保護者の方に全面的に決めてもらっていませんか。

 

小学生のうちは、さすがに自分で決める力はまだまだないので、保護者の方が悩み苦しみながらこどもに代わって決めていきます。

たとえば息子はいま年長ですが、地域の幼稚園にするか、保育園にするか、特別支援にするか、むちゃくちゃ悩みながら決めました。

この決断によってこどもの人生に大きな影響が出る可能性があるので、親としては非常に重責です。

でも学年が上がっていけば、可能な範囲で自分で決めるのが望ましいです。

 

一方中学生になってくると、もうあなたは自分の力で決めていけると思います。

なぜ自分の力で決める必要があるのかというと、いくつか理由があります。

  1. あなたの人生だから
    あなたは保護者の方から、勉強しなさい、整理整頓しなさいと言われているかもしれませんが、それをやるやらないで将来にわたって影響を受けるのは、他の誰でもないあなたです。あなたの人生はあなたにしか責任を取れません。
  2. 人生は決断の連続だから
    生きていると、決断をする場面はとても多いです。どこに就職するか、就職したところが合わなかったらどこに転職するか、もっと大きな視点で人生をどう設計するか、副業はどうするか、誰とつきあうか、結婚はどうするか、家は買うか、車は買うか・・・。ここには比較的大きなできごとを書きましたが、小さなことはたくさんあります。
    アドバイスは大いにもらっていいと思いますが、そのすべてを保護者の方に決めてもらうのは不可能です。そして、大人になったらすぐに決断できるようになるわけではありません。今から決断することに慣れておきましょう。
  3. 自分で決めて責任を持つことで、不満が減るから
    誰かに決められたことには、不満がたまりやすいです。でも自分で選択していれば、すべて自分の責任なわけですから、不満がたまるということはありません。そうして主体的に生きることができると、人生が楽しく、楽になります。

とはいえ、なんでもかんでも自分で決められるわけではないですよね。

こどもって、保護者の方に文字通り保護されている状態であり、保護してもらうかわりに責任や権利の一部が制限されています。

ですから、保護者の方の意向を無視して勝手に決めることはできません。

時には保護者の方と意見が相違することもあるかもしれません。

そんなとき、保護者の方はわかってくれないと不満をためるのではなく、とことん話し合ってみてください。

感情的になることなく、冷静に、論理的に。

 

・・・かくいう私は、中学生のときそんなにうまくはできなかったなぁ。

早く親の管理化から解放され、自由に自分で決めたいと切望していました笑

それが反抗期というものなんでしょうね。

とかなんとか言いながら、大学院までしっかり出させていただきましたが。

(大学院の学費は自分で払いました)

 

自分の人生にはきちんと自分で責任をもちながら、充実した人生を送りたいですね!