自分のトリセツをつくろう

トリセツとは、取扱説明書のことですが、保護者の方が学校や関係機関にお子様についての配慮を求めたいとき、特徴や具体的な配慮について取りまとめることがあり、一部でそれをトリセツと呼んでいます。

私の息子にもトリセツを作りました。

そのようなトリセツですが、この日は自分自身のトリセツを、自分で作ってもらうという取り組みを行いました。

トリセツをつくるためには、自分自身を知っていることとともに、周囲の人にどのような対応をしてもらえば自分の力が発揮できるかということがわかっている必要があります。

トリセツづくりを通して、そのようなことを考えてもらうのが狙いです。

 

すでにその前の月、「エゴグラム」というツールを使い、自己分析を行っていました。

それを一部もとにしながら、いくつかの項目を埋めていって自己分析を続け、最後はCanvaをつかってきれいにまとめました。

 

こどもたち、思った以上に自分のことを客観的に見ることができるんだなぁと感心しました。

自分のいいところも悪いところもちゃんと把握していて、どう扱ってもらったら気持ちよく過ごせるかということも、具体的に書けていました。

 

11月には2事業所合わせて公認心理師が5人在籍することになります。

心理師会議を設置してケース会議を実施したり、スキルの横展開をしたりという取り組みを行い、より一層支援を充実していこうと考えています。