【博多】アンガーマネジメント

公認心理師の西川がアンガーマネジメントを実施しました。

気持ちのコントロールが苦手なお子さんはたくさんいます。

今回は、怒りのメカニズムとイライラした時の対処法について学びました。

 

怒りの感情があることは、決して悪いことではありません。

大切なことは、怒りの感情が起きたときに、どのように行動するのかということです。

 

みなさんは、怒りにも種類があることをご存知ですか?

感情には個人差があり、同じ怒りでも、悲しみからくるもの、不安からくるもの、恐怖からくるもの…色々あります。

また、受け止め方も人それぞれですが、怒りのコントロールは訓練することで身につけることができます。

社会に出た時に、いつも怒りを表出させることは良いことではありません。

怒りをコントロールできると、自分の強みにもなるため、今後もアンガーマネジメントは取り入れていきたいと思っているプログラムの1つです。

 

今回は、「イライラ」、「プンプン」、「シクシク」、「ニコニコ」、「ハラハラ」の5つの紙コップを用意しました。

怒りが起こりそうな場面をいくつか提示し、自分だったらどの気持ちが一番当てはまるのかを考え、紙コップの中に色わけされたビーズを入れていきました。

どのコップにビーズが一番入っていたのかを比べ、感情を見える形で表しました。

 

イライラした時の対処法は、こどもたちが積極的に実践していたのが印象的でした。

とくに、怒りの感情が芽生えてから6秒我慢する方法は、「家でもやってみた!」という子が多くいました。

少しずつイライラのコントロールができるようになるといいなと思っています。