小学校から中学校に進学すると、様々なことが変化します。この変化に対応するためには、小学生のうちから必要な準備をしておくことがとても重要です。
ここでは、Brilliusで行う取り組みを中心に、必要な心構え等をお知らせいたします。
さて具体的にはどのようなちがいがあるのでしょうか。
小学校の先生から、こんな準備をしておいたほうがよいというような話を聞くことは非常に稀であるため、何も準備せずに中学生になる子が多いです。塾に行っていれば学習面の心構えはできるかもしれません。
Brilliusでは、この時期から計画的に、以下のような準備を行っていきます。
これはこの時期に限ったことではないのですが、ご家庭で注意して実施してほしいことがあります。基本的な中学生への対応は、「環境整備」と「よき理解者になる」ことです。
もしかしたら、勉強しろと言っても勉強しないという悩みを抱えていませんか?
小学校低学年のときとはちがい、大人が無理やり何かをさせようと思っても、難しくなってきます。そもそも、無理やり何かをやらせることは、こどもにとって自主的な思考を奪うことになってしまい、よい対応とは言えません。
一方で、なぜ勉強しないのか、一緒に考えたことはありますか?
何か困ったことがあったとき、その理由を考えてみることはとても大事なことです。
お子様によって違うとは思いますが、その理由は、「集中できない」「わからない」「楽しくない」「ほかにやりたいことがある」というようなものではないでしょうか。
理由がわかってきたら、それを丁寧に取り除いていきます。
集中できないということを放置して、こどものやる気やモチベーション任せにしていると、いつまでたっても勉強するようにはならないでしょう。集中できないことの要因として、勉強するのに余計なものが部屋にあったり、他の部屋からの音が気になるということがあるかもしれません。住宅環境からして、これらを全部解消するのは難しいと思いますが、できる限りよい環境を整えたいです。余計なものとは、スマホも含まれます。スマホはできるだけリビングに置いておき、勉強する部屋には持ち込みません。
また、勉強面以外でも、反抗的な態度をとることもありつつ、お子様は間違いなく保護者の方を頼っています。保護者の方としてとるべきお子様に対する態度は、「よき理解者になる」ことです。
まだまだ人生経験の少ないお子様を見ていると、たくさん教えてあげたくなってしまいますよね。でも、私たちも、自分の両親から教えてもらったことももちろんたくさんありますが、自分で気が付いて実行してきたことのほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。だとすると、直接教える、伝えるのではなく、まずは理解するところからはじめ、気づきを与えるというスタンスがよいのではないでしょうか。
伝えたいことがあったときには、質問します。望んだ答えがかえってこないことはたくさんあると思いますが、それでも考え続けることが重要です。
このようにして、直接的ではなく、間接的にお子様を見守り、対話していくことが、小学校高学年から中学生のお子様には必要なことだと考えています。